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■前集51項

処治世宜方、処乱世宜円。処叔季之世、当方円並用。
待善人宜寛、待悪人宜厳。待庸衆之人、当寛厳互在。

治世に処しては宜(よろし)く方なるべく、乱世に処しては宜(よろし)く円なるべく、叔季(しゅくき)の世に処しては、当(まさ)に方円ならびに用(もち)うべし。
善人を待つには宜(よろし)く寛なるべく、悪人を待つには宜(よろし)く厳なるべく、庸衆(ようしゅう)の人を待つには、当(まさ)に寛厳(かんげん)互いに在すべし。

平時においては人には誠実に、有事においては臨機応変に対応し、世も末という時には、誠実でありながら臨機応変に生きよう。
これは善人は寛大に、悪人には厳格にということで、一般人には甘い辛いを使い分けよう。
つまり、甘い辛いは、臨機応変ということ。いつでも甘い、いつでも辛いというのは考え物だ。
言い換えれば、活人はメリハリの利いた態度で日常を送っているのだ。
慧智(030605)