« ■前集48項 | メイン | ■前集50項 »

■前集49項

肝受病、則目不能視、腎受病、則耳不能聴。
病受於人所不見、必発於人所共見。
故君子、欲無得罪於昭昭、先無得罪於冥冥。

肝、病を受くれば、即ち目は視ること能(あた)わず、腎、病を受くれば、耳は聴くこと能(あた)わず。
病いは人の見ざるところにて受けて、必ず人の共に見るところに発す。
故に君子は罪を昭々(しょしょう)に得ることなきを欲すれば、まず罪を冥々(めいめい)に得ることなかれ。

肝臓が病むと目が見えなくなり、腎臓が病むと耳が聞こえなくなる。
このように、病は他人からは見えないところでで始まり、やがては誰でもが見えるところに現れる。
だから、人の上に立つ者は、人前で罪を受けたくないなら、先ずは人から見えないところでも罪を犯さないようにすべきである。
つまり、活人は、陰日向なく公明正大でいないと、とんでも無い恥をかきますよということ。
言い換えれば、真の活人は、心身ともに健康なのだ。
慧智(030605)