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■前集43項

風恬浪静中、見人生之真境、味淡声希処、識心体之本然。

風恬(かぜやす)らかに浪静(なみしず)かなる中(うち)、人生の真境(しんきょう)を見、味淡(あじあわ)く声希(こえしず)かなる処(ところ)に、心体(しんたい)の本然(ほんぜん)を識(し)る。

風も波も静かな状態で、人生を見ることが出来、贅沢をせず物静かな声を聞くようなところで、心身の本当のあり方に気付く。
つまり、騒がしい生活の中では、本来の体にも心にも気付かないということ。
言い換えれば、活人は、時に応じて坐禅を組むなど、喧騒から離れて本来の自己を確認していなければならないのだ。
慧智(030604)