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■前集39項

教弟子如養閨女。
最要厳出入謹交遊。
若一接近匪人、是清浄田中下一不浄種子。
便終身難植嘉禾。

弟子を教うるは閨女(けいじょ)を養うが如(ごと)し。最も出入(でいり)を厳しくし、交遊を謹(つつし)むを要す。
若(も)し一(ひと)たび匪人(ひじん)に接近せば、是れ清浄(しょうじょう)の田中(でんちゅう)に一(いつ)の不浄(ふじょう)の種子を下すなり。
便(すなわ)ち終身、嘉禾(かか)を植え難(がた)し。

若者を教育する時は、箱入り娘を養育するのと同じ。人の出入りを厳しく監督し、付き合い相手を慎重に選ばせなければならない。もし、一度でも素行の悪い者に近づけば、綺麗な田畑に不浄な種を撒くようなもので、以後は一生、良い苗を植えることが出来なくなる。
つまり、活人が若者を教育する際には、時、場所、人を観て厳格に行うことが大切ということ。
言い換えれば、活人自身が口先だけでなく、模範を示している必要がある。
慧智(030603)