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■前集25項

矜高倨傲、無非客気。降伏得客気下、而後正気伸。
情欲意識、尽属妄心。消殺得妄心尽、而後真心現。

矜高倨傲(きょうこうきょごう)は、客気(かっき)にあらざるはなし。客気を降伏(こうふく)し得下(えくだ)して、而後(しかるのち)に正気(しょうき)は伸(の)ぶ。
情欲(じょうよく)意識は、尽(ことごと)く妄心に属す。妄心を消殺(しょうさつ)し得尽(えつく)くして、而後(しかるのち)に真心(しんしん)は現わる。

おごり高ぶりや傲慢(ごうまん)は、空元気(からげんき)に過ぎず、それを押さえつけてこそ、本当の元気が芽生えだす。
情欲や打算的な知恵は、すべて妄信で、それを完全に消滅できてこそ、本当の真心(まごころ)が表れる。
つまり、活人は激情を抑え、その力を心の力に変換できる力がなくてはならない。言い換えれば、活人の気は、忍の力で濃縮されて心の力となるということだ。
慧智(030601)