■後集25項
忙処不乱性、須僚菴歓斥榮誓供
死時不動心、須生時事物看得破。
忙処(ぼうしょ)に性(しょう)を乱(にだ)さざらんとせば、須(すべか)らく僚茵覆んしょ)の心神(しんしん)を養(やしな)い得(え)て清(きよ)かるべし。
死時(じじ)に心(こころ)を動(うご)かさざらんとせば、須(すべか)らく生時(せいじ)に事物(じぶつ)を看(み)得(え)て破(やぶ)るべし。
忙しい時に本性を乱さないようにするには、ゆったりと余裕のある間に心身を鍛えておくことだ。
また、死に際に本性を乱さないためには、常日頃から物事の本質を見極めておく必要がある。
つまり、達人は如何なる時も、“平常心是道”を実践できなければならない。
言い換えれば、“日常是道場”といして日々本質を極められるように坐禅などで心を完成させておくのが達人ということなのだ。
慧智(030711)