« ■前集18項 | メイン | ■前集20項 »

■前集19項

完名美節、不宜独任。
分些与人、可以遠害全身。
辱行汚名、不宜全推。
引些帰己、可以韜光養徳。

完名美節は、よろしく独り任ずべからず。些を分ちて人に与え、もって害を遠ざけ身を全うすべし。
辱行汚名は、よろしく全く推すべからず。些を引きて己れに帰し、もって光を韜み徳を養うべし。

名誉や忠節を全て自分で独占してはいけない。他人に分け与えれば、危害を及ぼす者を減らす。
また、恥辱や汚名を全て他人に押し付けてはいけない。自分で引き受ければ、謙虚に人格を磨くことが出来る。
つまり、活人が確実に目標を達成するには味方をつくるより、敵をつくらない事だ。
言い換えれば、活人は、追い込んでは成らず、追い込まれてはならずということ。
慧智(030531)