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■前集17項

処世譲一歩為高。
退歩即進歩的張本。
待人寛一分是福。
利人実利己的根基。

世を処するに一歩を譲るを高しとなす。
歩を退くるは即(すなわ)ち歩を進むるの張本なり。
人を待つに一分を寛(ひろく)にするはこれ福(さいわい)なり。
人を利するは実に己を利するの根基(こんき)なり。

人生は一歩譲って生きることが結局、自分が進歩成長することになる。
人には寛大に接することが結局、実益になる。
つまり、活人は目先の利益に囚われず、大欲感から人生の実益を得るべきである。
言い換えれば、金や物より大安心を得るのが活人の人生の目標であり目的なのである。

慧智(030531)