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■前集142項

当与人同過、不当与人同功。
同功則相忌。
可与人共患難、不可与人共安楽。
安楽則相仇。

当(まさ)に人と過(わざわい)を同じくすべく、当(まさ)に人と功を同じくすべからず。
功を同じくすれば、則(すなわ)ち相忌(あいい)まん。
人と患難(かんなん)を共ともにすべく、人と安楽(あんらく)を共にすべからず。
安楽、共にせば、則(すなわ)ち相仇(あいあだ)とす。

他人と失敗は分かち合う方が良く、成功を分かち合うのは良くない。
成功を分かち合おうとすると、互いに相手を遠ざけ仲たがいに発展してしまう。
他人と苦労を分かち合う事は出来るが、安楽を分かち合うことは出来ない。
安楽を分かち合おうとすると、互いに相手を遠ざけ仲たがいに発展してしまう。
つまり、不味い物は皆で食べれば何とか食べられるが、美味しい物は一人で食べないと相互に不満が起きて、二度と不味い物を一緒に食べられる仲間には戻れなくなるということ。
言換えれば、活人が、友を大事にするなら、幸せな顔を見せない方が良いということ。
慧智(030622)