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■前集137項

功過不容少混。
混則人懐惰堕之心。
恩仇不可大明。
明則人起携弐之志。

功過(こうか)は少しも混(こん)ずべからず。
混(こん)ずれば、人、惰堕(だき)の心(こころ)を懐(いだ)かん。
恩仇(おんきゅう)は大(はなはだ)しく明らかにすべから。
明(あき)らかにすれば、即(すなわ)ち人は携弐(けいじ)の志を起(お)こさん。

功績と過失は、明確にしておくと。
もし、不明確にしておくと人間は堕落してしまう。
恩義と遺恨は、明確にしてはいけない。
もし、明確にしてしまうと、離反するような心は呼び起こしてしまう。
つまり、上に立つ人間は、誰が見ても解り易いことは明確に、誤解しやすいことは曖昧にしておかないと裏切りがおきますということ。
言い換えれば、活人の態度はいつもはっきりとしているし、見えるのだ。
慧智(030621)