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■前集122項

人之短処要曲為弥縫。
如暴而揚之、是以短攻短。
人有頑的要善為化誨。
如忿而嫉之、是以頑済頑。

人の短処(たんしょ)は曲(つぶさ)に弥縫(びほう)を為(な)すを要す。
如(も)し暴(あば)きて之(これ)を揚(あ)ぐれば、是(こ)れ短(たん)を以って短(たん)を攻(せ)めるなり。
人の頑(がん)あるは善(よ)く化誨(かかい)を為(な)すを要す。
如(も)し忿(いか)りて之(これ)を嫉(にく)まば、是(こ)れ頑(がん)を以て頑(がん)を済(な)すなり。

他人の短所は上手に取り繕ってやる必要がある。
もし短所を暴いてそれを露呈するのは、自分の短所で他人の短所を責めるようなものだ。
他人の意固地は上手に諭してやる必要がある。
もし、怒って相手の意固地を憎めば、自分の頑固を相手の頑固にするようなものだ。
つまり、人間は北風ではコートを脱ぐことはなく、太陽の暖かさでコートを脱ぐということであり、人の欠点に対処する時、強硬策は逆効果ですよ、ということ。
言い換えれば、活人は太陽の様な人なのだ。
慧智(030618)