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■前集112項

公平正論、不可犯手。
一犯則貽羞万世。
権門私竇、不可着脚。
一着則点汚終身。

公平なる正論は、手を犯すべからず。
一(ひと)たび犯さば、則(すなわ)ち羞(はじ)を万世(ばんせい)に貽(のこ)す。
権門(けんもん)の私竇(しとう)は脚(あし)を着(つ)くべからず。
一(ひと)たび着(つ)かば、即(すなわ)ち汚れを終身(しゅうしん)に点ず。

公平で正しい考えに逆らってはならない。
一度でも逆らった、その恥は末代まで残る。
権力のある個人宅には足を踏み入れてはならない。
一度でも踏み入れれば、その汚点は一生涯残る。
つまり、人生にどんなことがあろうと、不正に組みしたり、権力者に媚を売ったが最後、自分だけでなく家族や子孫までも悲しい思いをさせることになる、ということ。
言い換えれば、活人は、平常心是道と心得、公正中立を心がけなさいということだろう。
慧智(030617)