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■前集106項

不責人小過、不発人陰私、不念人旧悪。
三者可以養徳、亦可以遠害。

人の小過(しょうか)を責(せ)めず、人の陰私(いんし)を発(あば)かず、人の旧悪(きゅうあく)を念わず。
三者(さんしゃ)は、以て徳を養うべく、亦(また)以て害に遠ざかるべし。

他人の些細な過ちを責め立てたり、秘密を暴いたり、過去の汚点を覚えておくなどは良くない。この3つをしないことで人格を上げ、逆恨みをかわないようにしなさい。
つまり、大多数の人が共通して嫌なことをするのは下衆の代名詞であり、それさえしなければ、最低限の徳は積めますということ。
言い換えれば、活人は嫌われない人でもあるのだ。
慧智(030616)