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■前集105項

爽口之味、皆爛腸腐骨之薬。五分便無殃。
快心之事、悉敗身喪徳之媒。五分便無悔。

爽口(そうこう)の味(あじわい)は、皆、欄腸腐骨(らんちょうふこつ)の薬なるも、五分(ごぶ)なれば便(すなわ)ち殃(わざわい)無し。
快心(かいしん)の事は、悉(ことごとく)、敗身喪徳(はいしんそうとく)の媒(なかだち)なるも、五分なち便(すなわ)ち悔(くい)無し。

美味しい食べ物は、胃腸をただれさせ骨をボロボロにする毒であるが、腹半分なら害はない。
楽しい出来事は、体を持ち崩し心をカサカサにする要因だが、そこそこなら後で後悔することはない。
つまり、何事も半分程度で十分だという生き方こそが生涯の幸せの基本となるということ。
言い換えれば、活人は腹八分、分相応という生き方を実践している人だろう。
慧智(030614)